<イントロダクション>
藤原竜也主演で実写映画化され、前後編2作品を連続公開するというかつてない大プロジェクトとなった映画『デスノート』。
その前編は2006年6月17日に公開され、あの『ダ・ヴィンチ・コード』を抜き初登場第1位を獲得、観客動員220万人、興行収入28億円突破の大ヒットとなり、世界各国の60社以上からの上映オファーや、ハリウッドを含む数十社からのリメイクのオファーが殺到。すでに公開された香港、台湾、タイ、シンガポール、韓国などアジア各国で記録的な大ヒットとなり、遂に、原作コミックは累計2,530万部(2007年2月22日現在)を突破した。
まさに、とどまるところを知らない〈デスノート現象〉。
そして、後編「デスノート the Last name」は2006年11月3日に公開してすぐに「LIMIT OF LOVE 海猿」「ゲド戦記」を越え、本年度最高のオープニング記録を樹立。本作の記録的な大ヒットで、邦画界の2006年は、まさに“デスノート・イヤー”となった。
「リューク、これからもっと面白いものを見せてやるよ」
本当の衝撃はここから始まる――。 原作にはない、予測不能の結末を見逃すな!
観客の8割以上を「面白い!!」と唸らせ、観る者を熱狂と興奮の渦に巻き込んだ『デスノート』。後編となる『デスノート the Last name』では、その興奮を上回るさらなる衝撃の展開が待ち受ける! デスノートを操る天才・キラこと夜神月と、彼を追い詰めるもうひとりの天才・L。ついに対面を果たした二人が完全臨戦態勢で挑む、息をもつかせぬ究極の頭脳戦。あらゆる言葉、あらゆる行動の裏側で天才同士が仕掛けあう壮絶な駆け引き。彼らの言動のすべてを油断なく注視せよ! すべてのやりとりには意味があり、不敵な笑顔の裏には計算しつくされた目論見がある。さらに、地上にもたらされるもう1冊のデスノート、リュークとは全く別の意思を持つ死神レム、人間を愛してしまった死神ジェラス、そして第2、第3のキラの出現……。緻密な計算に紛れ込む思わぬ不確定要素、天才たちの計算を狂わせるデスノートのルール、第2のキラが手に入れた最強の武器“死神の目”、誰が握っているかわからない最後の“切り札”。ストーリーはあらゆる予想の裏をかき、先の先まで読みあう緊迫の展開を見せながら、原作コミックにはない衝撃の結末へとなだれ込む!
the Last name――そのノートに最後に名前を書かれるのは、誰だ?
<How to use it ―デスノートの使い方―>
◆このノートに名前を書かれた人間は死ぬ。 ◆書く人物の顔が頭に入っていないと効果はない。ゆえに同姓同名の人物に一遍に効果は得られない。 ◆名前の後に人間界単位で40秒以内に死因を書くと、その通りになる。 ◆死因を書かなければ全てが心臓麻痺となる。 ◆死因を書くと更に6分40秒、詳しい死の状況を記載する時間が与えられる。 ◆このノートは人間界の地に着いた時点から人間界の物となる。 ◆所有者はノートの元の持ち主である死神の姿や声を認知する事ができる。 ◆このノートを使った人間は天国にも地獄にも行けない。