「そのノートに名前を書かれた人間は、死ぬ。」
2006年を代表する衝撃の話題作・前編!
【仕様】
収録時間:126分
ビスタサイズ/ドルビーデジタル5.1ch&2.0ch
<ストーリー>
【前編】
退屈な死神が人間界にノートを落とし、退屈な天才がそのノートを拾った……。 夜神月(やがみライト/藤原竜也)は、名門・東応大学に通うエリート大学生。 将来の警視総監を嘱望される天才は、ひそかに、法による正義に限界を感じていた。凶悪事件が続発する一方で、増加する不起訴・未解決事件。さらに、薬物常習者が、殺人を犯しながらも無罪判決を勝ち取ったと自慢げに語るのを目の当たりにした月は、絶望感とともに「六法全書」を投げ捨てる。そのとき、ふと目に飛び込んできた黒い表紙の一冊のノート。そこには「DEATH NOTE」の文字があった……。 【How to use it】と記されたページには、「このノートに名前を書かれた人間は死ぬ。」の一文。信じたわけではなかったが、テレビに映し出された誘拐殺人犯の名前を何気なくノートに書き込んだ月は、翌朝新聞で、自ら名前を記した男が、突然獄中死したことを知る。 「デスノート」は本物だ! 未来は僕の手にゆだねられた――! ノートの次に、月の前に突然舞い降りたもの――それは、ノートの持ち主、死神のリューク! リュークの出現にも動じることなく、月は、自らの手で世界中の犯罪者を裁き、理想の世界を築き上げていくことを決意する。 逃亡中の凶悪犯、罪を逃れようとする権力者、受けるべき罰を受けていない者たち……。犯罪者の不審死が相次ぐ中、ネット上では、「KIRA=キラ」と名づけられた“救世主”の存在がささやかれ始めていた。キラは、正義の使者なのか、それとも罪深き悪魔なのか? 一方、ICPO(インターポール)では、一連のキラ事件を捜査するべく、ひとりの天才を日本の警察庁に送り込んでいた。抜群の情報収集能力と神がかった推理力で、世界中の迷宮入り事件を解決してきた謎の名探偵とも言うべき天才L(松山ケンイチ)。そのLの指示を受け、日本警察、さらにはFBIまでもがキラを追うことになっていく……。 次第に絞り込まれていく捜査網。デスノートのルールを巧みに操り、そんな捜査陣を翻弄する月。キラ vs. L。 人類の未来を巻き込んで、知力の限りを尽くす壮絶な頭脳戦が始まった!
<イントロダクション>
藤原竜也主演で実写映画化され、前後編2作品を連続公開するというかつてない大プロジェクトとなった映画『デスノート』。
その前編は2006年6月17日に公開され、あの『ダ・ヴィンチ・コード』を抜き初登場第1位を獲得、観客動員220万人、興行収入28億円突破の大ヒットとなり、世界各国の60社以上からの上映オファーや、ハリウッドを含む数十社からのリメイクのオファーが殺到。すでに公開された香港、台湾、タイ、シンガポール、韓国などアジア各国で記録的な大ヒットとなり、遂に、原作コミックは累計2,530万部(2007年2月22日現在)を突破した。
まさに、とどまるところを知らない〈デスノート現象〉。
そして、後編「デスノート the Last name」は2006年11月3日に公開してすぐに「LIMIT OF LOVE 海猿」「ゲド戦記」を越え、本年度最高のオープニング記録を樹立。本作の記録的な大ヒットで、邦画界の2006年は、まさに“デスノート・イヤー”となった。
コミック史上最強キャラのひとり――主人公・夜神月(やがみライト)役に、藤原竜也が挑む!
主人公・夜神月を演じるのは、『バトル・ロワイアル』『バトル・ロワイアルU[鎮魂歌〈レクイエム〉]』の藤原竜也。ブルーリボン賞、日本アカデミー賞など数々の受賞歴に輝き、舞台でも高い評価を受ける正真正銘の実力派が、コミック史上最強キャラのひとり「夜神月」に挑み、容姿と演技力を兼ね備えた、まさにこれ以上もこれ以外もない実写版・夜神月が誕生した。月を追い詰めるもうひとりの天才「L」には、『NANA』『男たちの大和/YAMATO』で幅広い演技力を見せつけた新進気鋭の松山ケンイチ。「ふたりとも漫画のように美しい少年を演じられる稀有な俳優」と、金子修介監督も絶賛する両者が、怜悧な天才と、エキセントリックな天才の熾烈なライバル対決を魅せる! コミックでの人気キャラ・ミサミサこと弥海砂(あまねミサ)に抜擢されたのは、「野ブタ。をプロデュース」のマドンナ上原まり子役で注目を集めた戸田恵梨香。映画版のオリジナル・キャラクターとなる月の幼なじみ、秋野詩織には『ローレライ』『大停電の夜に』の香椎由宇が選ばれた。Lを補佐する謎の老人ワタリに藤村俊二。警察庁で事件捜査の指揮を執る捜査本部長に鹿賀丈史、事件を追う日系FBI捜査官レイに細川茂樹、その婚約者であり、元FBI捜査官の南空ナオミに瀬戸朝香と、緊迫するドラマを盛り上げる百戦錬磨の役者陣に加え、フルCGで登場する死神リュークが、“最高のCG”にはとどまらない、見ごたえのある「共演」を果たす。
「リューク、これからもっと面白いものを見せてやるよ」
本当の衝撃はここから始まる――。 原作にはない、予測不能の結末を見逃すな!
観客の8割以上を「面白い!!」と唸らせ、観る者を熱狂と興奮の渦に巻き込んだ『デスノート』。後編となる『デスノート the Last name』では、その興奮を上回るさらなる衝撃の展開が待ち受ける! デスノートを操る天才・キラこと夜神月と、彼を追い詰めるもうひとりの天才・L。ついに対面を果たした二人が完全臨戦態勢で挑む、息をもつかせぬ究極の頭脳戦。あらゆる言葉、あらゆる行動の裏側で天才同士が仕掛けあう壮絶な駆け引き。彼らの言動のすべてを油断なく注視せよ! すべてのやりとりには意味があり、不敵な笑顔の裏には計算しつくされた目論見がある。さらに、地上にもたらされるもう1冊のデスノート、リュークとは全く別の意思を持つ死神レム、人間を愛してしまった死神ジェラス、そして第2、第3のキラの出現……。緻密な計算に紛れ込む思わぬ不確定要素、天才たちの計算を狂わせるデスノートのルール、第2のキラが手に入れた最強の武器“死神の目”、誰が握っているかわからない最後の“切り札”。ストーリーはあらゆる予想の裏をかき、先の先まで読みあう緊迫の展開を見せながら、原作コミックにはない衝撃の結末へとなだれ込む!
the Last name――そのノートに最後に名前を書かれるのは、誰だ?
新たなデスノートの降臨とともに、後編の幕が開く!
後編に加わる新たな要素、そして新たなキャラクター。 月は新世界を照らせるのか?
史上最強のカリスマキャラクター・夜神月に扮する藤原竜也、エキセントリックな天才Lになりきり続ける松山ケンイチら、前編に引き続いてのメイン・キャストに加え、後編でいよいよその本領を発揮するミサミサこと弥海砂役の戸田恵梨香、原作とは異なるキャラクターで後編から新たに登場する高田清美役に片瀬那奈。死神の声を演じるのは、リューク役に中村獅童、レム役に池畑慎之介と、芸達者の二人が顔をそろえた。
さらに、前編に続いて後編の主題歌もレッド・ホット・チリ・ペッパーズが提供を快諾。レッチリ初、異例のタイアップとなった「ダニー・カリフォルニア」に続いての楽曲提供は、前編を見たレッチリが、自らお気に入りの曲として挙げる曲「スノー」の提供を即断したもの。増幅する衝撃、予測不能の展開、予断を許さない最終決着の行方……。最後に訪れるのは生か、死か。すべての答えは、デスノートの中にある――。
見逃すことのできない結末へ。後編『デスノート the Last name』を、刮目して待て!
<How to use it ―デスノートの使い方―>
◆このノートに名前を書かれた人間は死ぬ。 ◆書く人物の顔が頭に入っていないと効果はない。ゆえに同姓同名の人物に一遍に効果は得られない。 ◆名前の後に人間界単位で40秒以内に死因を書くと、その通りになる。 ◆死因を書かなければ全てが心臓麻痺となる。 ◆死因を書くと更に6分40秒、詳しい死の状況を記載する時間が与えられる。 ◆このノートは人間界の地に着いた時点から人間界の物となる。 ◆所有者はノートの元の持ち主である死神の姿や声を認知する事ができる。 ◆このノートを使った人間は天国にも地獄にも行けない。
<キャスト(前編)>
藤原竜也
松山ケンイチ 瀬戸朝香 香椎由宇 細川茂樹 戸田恵梨香 津川雅彦 青山草太 中村育二 奥田達士 清水伸 小松みゆき 中原丈雄 田中要次 顔田顔彦 皆川猿時 五大路子 満島ひかり
中村獅童(特別出演) 藤村俊二 鹿賀丈史
<スタッフ>
監督:金子修介 原作:大場つぐみ・小畑健(集英社ジャンプコミックス刊) 脚本:大石哲也(前編)/大石哲也・金子修介(後編) 音楽:川井憲次 主題歌:RED HOT CHILI PEPPERS「Dani California」(Warner Music Japan) (前編)
「SNOW」(Warner Music Japan)(後編)
制作プロダクション:日活撮影所 配給:ワーナー・ブラザース映画
企画製作:日本テレビ 製作:日本テレビ・集英社・ホリプロ・読売テレビ・バップ・KONAMI・松竹・日活/STV・MMT・CTV・HTV・FBS
©大場つぐみ・小畑健/集英社 ©2006「DEATH NOTE」FILM PARTNERS